東北エリアでも住みやすい自治体として広く知られている宮城県。各市町村も移住者を受け入れる裾野を広げるため、子育て支援やインフラ整備など独自の取り組みを進めています。
県内に35ある市町村の中で、特に移住向けとしておすすめされているのは「石巻市」でしょう。石巻市は県内第2の規模を誇る市で、食文化が非常に発展していることで知られています。ササニシキに金華サバ、クジラにお酒などの名産品がお得な値段で手に入るというのは魅力的です。また、ツールド東北などスポーツのイベントも頻繁に開催されています。
落ち着いた環境で子育てをしたいなら「利府町 」をチェックしてみましょう。市内には保育園・幼稚園が合わせて20箇所、小中学校が9校あり、子どもたちの教育に注力していることがよく分かります。また、図書館やスポーツ施設などを合わせた市民向けの便利な複合施設も用意されています。加えて、東北エリア最大のショッピングモールがあることや、3つの駅と4つのICがあり交通機関が充実していることもおすすめされるポイントです。
自然が豊かな地域へ移住したいという人には「松島町」をおすすめします。日本三景の1つ「松島」で知られるこのエリアには、有形文化財に指定されている「瑞巌寺」を始めとして、歴史的な建造物が数多くあります。また、住宅の購入や創業支援に関連してそれぞれ最大100万円の支援金制度が設けられており、宮城県内でも移住支援をとりわけ積極的に行っている自治体の1つです。他にもさまざまな取り組みが行われていますので、このような宮城県への移住に役立つ情報を集めてみてください。